バーチャルYouTuberが増えているのは理想の自分と気軽さ
YouTuberという存在が現れて新たな市場を広げている今の世の中で最近「バーチャルYouTuber(vtuber)」という仮想世界で生きるYouTuberも増え始めています。
今回はvtuberが増えてきているわけを自分なりに考察していきます。
なぜ増えているのか?
それは、敷居が低くなっているからです。
YouTuberになろうとしている人は今も増えていますが、一般的にメディアに顔を出すのに抵抗感を抱く人もいるのが現実です。
しかしvtuberなら自分の顔を出さず、しかも自分の理想の姿になれるため使用されるケースが多くあります。
2017年に配信サービスがはじまった「ホロライブ」はVRデバイスを用いて3Dキャラクターを自由に操作するものでしたが。2018年のアップデートにより誰でも気軽にVtuberになれるようになりました。
また、LIVE2Dを5000円から作成してくれるビジネスや自分で簡単に3DCGキャラクターをつくれるソフトが出てきたこともありYouTubeにvtuberとして投稿する人も現れました。
今まで顔出しをすることがなく声だけで動画を投稿していた人にとって、キャラクターという目に見えるアイデンティティを自分の動画でだすことによってリスナーも視覚的にも楽しめるようになってファンがつきやすくなったり、キャラクターを用いた宣伝もしやすくなりました。
実際、顔を出すことによって相手の信頼を得やすいという社会心理学の研究結果もあるので、キャラクターではありますが自分の分身を動画に投稿することによって見てもらいやすいのかもしれませんね。
まだ新しいコンテンツであるvtuberが動画を投稿していて、動いている様子に興味をもって見てくれる人がいる。チャンネル登録者が低いうちに上を目指すのならばvtuber業界に手を出して顧客をゲットしていくのは1つのYouTube攻略の手段だと思います。
それに今はvtuberの企業もあって、うまくいけば企業の目にとまりスポンサードを受けられたりして更に知名度アップも夢ではないと思います。
vtuberはYouTuberの後追いする形なので、YouTuberのビジネスモデルをうまく活用すると他のチャンネルと差別化が図れたりできますね。
IT技術の進歩に伴ってvtuberも進化していきますので今後の動向にも期待ですね。